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成長ホルモン分泌不全ってどうやって診断されるの?

「成長ホルモン分泌不全」というのは脳下垂体から成長ホルモンがあまり出ない、というもので、多くの場合下垂体の病気です。遺伝性は基本的にはないといわれています。
特に低身長が疑われる場合は、この成長ホルモンがきちんと分泌されているかどうかの成長ホルモン分泌負荷試験という検査をします。

まずは成長曲線を正確に描いてみる、手の骨のレントゲンを撮影して骨の成長をみる、尿中の成長ホルモンを調べる等のスクリーニング検査をします。
その結果成長ホルモン分泌不全の可能性がある場合は、その診断を確定するために成長ホルモン分泌負荷試験を行います。

■成長ホルモン分泌負荷試験とは・・・
薬を使ってあたかも夜間のように成長ホルモンが脳下垂体から出やすい状態にし、一定時間毎に採血をして血液中の成長ホルモンがどれくらい出ているかを確認する検査です。

■成長ホルモン分泌負荷試験の種類

1.アルギニン負荷試験
2.クロニジン負荷試験
3.L-DOPA負荷試験
4.インスリン負荷試験
5.グルカゴン負荷試験

この5種類の検査はいずれも成長ホルモンの分泌を刺激する薬を使って脳下垂体を刺激します。
成長ホルモンが分泌される脳下垂体を刺激しても、成長ホルモンが出ていない、又は少ない場合は成長ホルモン分泌不全性低身長症であると診断されます。
そして、成長ホルモン治療が開始されます。

成長ホルモン分泌不全のお子さんは、思春期が遅いので周りのみんなより遅れて思春期を迎えます。思春期を過ぎると骨端線が閉じてしまう場合が多いので、周りよりは遅れて身長の伸びは少し良くなります。

その時期には身長の伸びは少し良くなりますが、その時期までに標準身長とはかなりの差ができてしまっています。したがって、伸びる時期が遅れて来たとしても、標準身長には追いつかないのです。

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