低身長をはじめとした、成長ホルモン不足の病気に対しては、成長ホルモン治療があります。
成長ホルモンの治療には、副作用が伴わないのでしょうか?
本来体内で分泌されるホルモンを外的に補給するということですから、副作用はいちばん心配な部分でもありますよね。
これまで、25年以上にわたる世界中でのかなりの数の成長ホルモン治療経験から、現在用いられている製剤は、非常に安全性の高い治療法といえます。
成長ホルモン治療中に見られる副作用として、治療初期に一過性に頭痛、発疹などがみられるときがあります。
まれに、副作用がみられることもあります。注射した場所の皮膚が赤くなったりかゆくなったり、注射部位がへこむこともあります。
同じ場所ばかりに注射するのでなく、毎回注射する場所を変えることが重要です。身長が伸びるのに伴って関節が痛むこともあります。
多くはいわゆる成長痛で、一時的なもので心配いりません。
また、治療経過中に、ペステル病、大腿骨頭すべり症などが発症したという報告もありますが、その頻度は一般頻度より高いというわけではありません。
一時期、成長ホルモン治療と白血球発症との関連性が心配されましたが、現在ではその関連性は否定されています。
